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Excelマクロ作成

2022年10月01日

2024年02月01日

この依頼は、プログラムが長年にわたって運用されてきた結果、複雑化し、誰もが手を出すことをためらう状況に至ったことに起因しています。まずはプログラムの全体像を把握し、どのような機能が必要で、どの部分が問題を引き起こしているのかを詳細に分析しました。


現行プログラムはほとんど構造化されておらず、VBAを知っている人でもかなり難しい内容でした。具体的には、コードは長大で、変数名や関数名が不明瞭であったため、プログラムの意図を理解するのが非常に困難でした。また、エラーハンドリングが不十分で、予期しないデータ入力や操作に対してプログラムが適切に対応できない状態でした。このような状況では、メンテナンスや機能追加が非常に難しく、結果的に業務の効率を著しく低下させていました。


何名か以前に改修を試みたようですが、土台がしっかりしていないところに「追加や修正」でしたので、根本的な問題を解決することはできず、むしろ新たな不具合を生む原因となっていました。これらの試みは、部分的な修正に留まっており、プログラム全体の整合性や可読性を損なう結果となっていました。そのため、プログラムの根本から見直し、再設計することが不可欠であると判断しました。

再設計の過程では、ユーザーのニーズをしっかりと把握するために、関係者とのヒアリングを行い、どの機能が本当に必要なのかを明確にしました。そして、最新のプログラミング技術やベストプラクティスを取り入れ、より効率的で保守性の高いコードを構築しました。最終的には、ユーザーが使いやすく、理解しやすいプログラムを実現することができました。このプロジェクトを通じて、単にプログラムを再構築するだけでなく、業務プロセス全体の改善にも寄与できたと自負しています。

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